TVの看板事故を見て

TVで全国の看板落下の事故を見て.都会の同業者さんは大変ですネ。巻き添えの事故にあわれた方が一番気の毒です。私も責任の再認識をTVを見て考えていました。宮崎県の中でもローカルなわが町周辺は沿道美化の条例がありまして大きな看板などは極力設置できない地域とされてます。ここでの看板製作業には他の地域と比べると大きなマイナスハンディとなります。マイナスをプラスに変えるにはどうするか?この地域の連帯性とフロンティア(開拓の町)精神・・・で乗り切るしかナイ。餅屋は餅屋にまかせる。フレームや柱に鉄を使う仕事関係はプロに任せる。溶接技術=安心・安全を・・・・塗装関係もプロの建築塗装士や自動車専門の塗装士に任せる。私の仕事は、屋外デザインのレイアウトとフィルムの貼り施工。これしか無い・・・規模を縮小せねばならずの苦肉の策でした。仕事初めのころは作業用の中型トラック、クレーンなども用意しましたが、必要なくなり順次軽トラックやワンボックスの軽ワゴン車に変りました。その分フィルムの使用量は随分増えました。大きな物件には鉄工所仲間と搬入からクレーン設置までの連携、そして現地でのマーキング施工、現地でフィルムを貼る技術をいち早く取得しました。あの落下事故を知り台風の通過進路となる宮崎は常に危険を感じます。お客様に 「絶対はないけどこれが経費の面、安全面で最善」 と提案させていただくようしております。腐食には亜鉛メッキや亜鉛の通称 「どぶ浸け」などを、色褪せ処理には建築と車輌のプロの塗装士と協力。UVフィルムのことは全国の粘着フィルム協議会の一員として20年前より勉強をさせていただいてました。何事も基本が重要であり、お客様の気持ちになって考え製作する気持ちが一番です。看板はお店の顔ですが苛酷な条件(暑さ、寒さ、雨風、)に屋外でじっと耐えてます。お店の分身でもある看板のことを考えてあげる時代になってきました。長年にわたりがんばってきた看板類を一度見直しチェックしてみませんか?TVの看板事故を見て思う・・・・3/15

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