プリウスマーキング。のおはなし
先週はこの仕事をスタートした頃、お世話になった社長さんや、先輩の方々が工場のほうに訪ねて来られたり、久しぶりの電話をもらったり、いろいろとふしぎな縁、絆を感じる体験がありました。あのころお世話になった社長さんの話。10年ぶりの社長さんは、息子さんにお店を任せて、現在は、会長として、お店を覘く程度の仕事だそうです。高齢になられ、病気のために体が不自由となり、乗用車には身障者用のステッカーも貼られてました。社長さんは昔からキレイ好きで、車を大切にされる方でした。以前は、Benzのドアの取っ手付近にキズがつくのを嫌って凹み部分に同色系のフィルムやクリアフィルムを貼ってくれるよう指示されてました。今日は体の調子も良いので、走ってきたとのこと、早速10年ぶりに、プリウスの後部に同色のシルバーのキャストフィルムで、マーキングしました。今でも車はキレイににされてます。不自由な体でわざわざ走って来られた社長さんに私共がしてあげることは、恩返しのマーキングのサービスしかありません。プリウスは現在の社長にとっての健康な足ですから・・・・・帰って行かれるプリウスの後姿は、若き日の社長さんでした。社長いわく「ホームセンターで売ってるフィルムはすぐ駄目になる。。やっぱり、走ってきて良かった」ベンツからプリウスへ、時代も社長も変ってきました。誰にでも変らぬ接し方は大事。と思いました。あの頃は、大変お世話になり、ありがとうございました。お元気で・・・・・